欅坂46・佐藤詩織さん
「仲間を疑うなんてやめて!」
土曜ドラマ24『徳山大五郎を誰が殺したか?』にまつわる欅坂46連続21日インタビュー第8回目
――まずはドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の中で、佐藤さんがどういうキャラか、クラスの中でどういうポジションかを教えてください。
佐藤 私の役柄は美術大学に進学することを目指している女子高生なんですけど、美大を志望するだけあってアーティスト気質。我が道をゆく芸術家タイプで、自分がふと思いついたことには熱く突っ込んでいく性格です。結構、生真面目なキャラな感じです。
――守屋グループ、菅井グループなどとクラス内にグループがありますが、佐藤さんはどのグループに近いですか?
佐藤 我が道を行くので、どこにも属さない独立派ですね。
――先ほど、“熱く突っ込んでいく性格”とおっしゃっていましたが、劇中の佐藤さんはこの事件に関しても積極的に関わって行こうとしているのでしょうか。
佐藤 そうですね。クラスのみんながふざけながら犯人捜しをしていると、「ちょっとやめてよ! 仲間を疑うなんてやめて!」って仲裁に入ったりします。熱くて真面目な感じですね。
――佐藤さんが演じている役は、ご自身と性格が似ていると思いますか?
佐藤 うーん…。「人が死んでる!」 って大事な場面で、誰か…例えば渡邉理佐が演じる役がクールなキャラなので、冗談交じりに怖いことを言うんですよ。そういうシーンで「そういうのやめて!そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」って。(グループのまとめ役に対しても)強気で注意できるところは、自分の性格に似ているかなって思います。
――なるほど。では次にクランクインしてみての感想を教えてください。
佐藤 (撮影に向けて演技の練習をする)ワークショップをやっていく中で、演技をすることの面白さに気が付きました。クランクインして撮影が始まった時はすごくドキドキしたけど、とっても楽しかったです。
――ドキドキしたのは緊張からですか?
佐藤 普段あまり緊張しないのですごく緊張したから、ということはないんですが…。撮影中の現場の空気は張りつめていて、とても緊張感がありました。10秒くらいのシーンを撮るために、5つのアングルから撮ったりして、「ああ、撮影ってこうやって行なわれるんだな」って、とても勉強になりました。「(普段見ているドラマの裏側は)あーこんな感じなんだ」って。
――他に撮影現場で驚いたことはありますか?